『フォニックスが学べる子供専用オンライン英会話』について徹底解説します。
ネイティブのきれいな発音を、身につけるのに欠かせない「フォニックス」。
【英語の正しい読み方・発音】を覚えるために、英語圏でも幼稚園児・小学生向けに
昔から広く使われている学習方法で、子供の英会話上達にとても効果的です。
わざわざインターナショナルスクールに通わなくても、オンライン上で
体験することが出来るので、最近多くの親御さんから人気が出ています。
今回はフォニックスが学べる、子供専用のおすすめオンライン英会話を
4校厳選して「月額料金・受講スタイル・講師の特徴」など、ブログ管理人が紹介。
それぞれ無料でお試しができるので、是非挑戦してみてください。
【英語のスペル×発音の規則】子供からフォニックスを学ぶメリット
フォニックス(=phonics)とは、英語の正しい読み方を分かりやすく学習する方法。
簡単に説明すると『このスペル(綴り)は、このような音を出します。』という感じで
【英語のスペル⇔発音】を結びつける法則を、ルール化してまとめてあります。
(発音の基本)フォニックスの読み方!
【What sound does A, A make? a-a-a】の「a-a-a」の音声がフォニックスの発音です。
カタカナ英語(A/エイ・B/ビー・C/シー)ではなく、A/ェア・B/ブ・C/クと聞こえますね。
これが英語のフォニックス(の読み方)で、英語圏では5~6歳くらいから学び始めます。
まずは(A~Zまで)それぞれスペル毎の発音を、1音(文字)ずつ覚えていき、
次に2音・3音と組み合わせる音の数を増やして、トレーニングしていきます。
フォニックスの読み方に従って、読むと「d/ドゥ・o/オ・g/グ」となります。
こうして練習を続けると、スペルを見るだけで正しい発音が分かるようになります。
フォニックスは子供に「正しい読み方・書き方」を教えるのはもちろんですが、
間違った発音を、覚えてしまった(外国人の)大人の発音矯正としても役立ちます。
「日本語のひらがな」と「フォニックス」
英語圏の子供たちがフォニックスを覚えるのは、日本の子供たちが最初に
「50音のひらがな」を一つずつマスターするのに、イメージは似ています。
ですがひらがなでは「あいうえこ・かきくけこ」の文字の読み方を覚えれば、
そのひらがなを使って書かれた、文字の名前を読む(発音する)ことが出来ます。
ですがフォニックスの場合は文字を覚えただけでは、発音が出来るようになりません。
「d(ディー)o(オー)g(ジー)」ではなく、正しい読み方は「ドゥ・オ・グ」です。
このように【アルファベットを覚えるだけ】では、英語を読むことは出来ません。
(学習メリット)フォニックスの効果
日本語を上達する場合はひらがな(カタカナ)を学び、続いて漢字を覚えてます。
漢字になると覚える量が増えるので、子供にとって難易度が高くなりますが
英語の場合は逆で、最初に少し大変な「フォニックスの習得」が待っています。
ですが幼少期にフォニックスさえ取得してしまえば、英語はその後の上達が早い。
(規則性を知れば)長文もスラスラ読める
日本語の「ひらがな⇒漢字」のようなレベルアップは、英語にはないので、
(極端な話ですが)単語の意味を知らなくても、新聞など読めてしまいます。
それぞれのスペルが持つ【発音】が分かれば、予測で(英語の)文章を読むことや
聞いた単語を文字で書き起こすことも可能で、英語の「読み書き」が上達します。
ネイティブの子供が毎日学校でやってくらいなので、フォニックスの効果を実感する
には時間がかりますが(気長に見守り)、楽しく取り組ませることが大事ですね。
(フォニックスの)発音ルールを覚える
サイレントe
- ルール1:単語の最後につく【e】は発音しない。
- ルール2:その前の【母音】は文字の名前で発音。
- 例:cake・make・rope・stone・cute など。
フォニックスではまず単語1文字ずつ、スペル×発音のルールを勉強していきます。
ですがこれはあくまで『基本となる読み方』で、他に特殊なルールがいくつかあります。
例えば「サイレントe」は、英単語の最後に"e"がついた時のみ適応される条件です。
例えば【cute】は基本通り読むなら【c/ク・u/ア・t/トゥ・e/エ】ですが、最後のeは発音せず
一つ前の母音を、文字の名前通りの発音し【c/ク・u/ユー・k/トゥ・e/-】となります。
また(子音が2つ重なった時)2文字子音・(母音が2つ重なった時)2文字母音など
代表的なフォニックスの特殊ルールはいくつかありますが、それほど難しくないです。
英語圏の5~6歳の子供でも段階をおって、1つ1つ順番にクリアしているのと同じで
学んだことを口に出してアウトプットする、練習を繰り返せばマスターできますよ。
【初心者OK】フォニックスを学ぶ子供専用オンライン英会話5校
フォニックスを勉強するなら、大人でも子供でもオンライン英会話が一番便利。
お子さんに受講させる場合「送り迎え不要」ですし、スマホ・タブレットで
受けられるので講師の方と、毎回楽しく英語学習を進められると思います。
オンライン英会話を活用する「メリット」
日本にいながらフォニックスを学ぶには、市販のフォニックス教材を使って
レッスンを受けるのが一番早いのですが、有名なのが『Let's Go Phonics (フォニックス)』。
(オックスフォード大学出版の)幼児向けベストセラー教材で、世界100ヵ国以上で使われてます。
Let's Go Phonicsはアマゾンなどで購入も出来ますが、CDを聴いたり・ワークするだけだと
味気なくあまり楽しくないので、英語の先生とマンツーマンで会話するのが良いですね。
もちろんアプリ・フォニックス一覧表などネットで調べて、ルールを知るのは可能ですが
発音が正しいかどうかフィードバックしてもらうためにも、独学の学習だと限界があります。
子供専用オンライン英会話の中には「Let's goフォニックスを使ったレッスン」があったり
「初心者向けの発音コース」もあり、どれも塾・英会話教室よりコスパが良いです。
(月額3,122円~)リップルキッズパーク
(Let's Go Phonics)ではなく、通常の「Let's Go」にもフォニックスの内容が含まれています。
もし集中的にフォニックスを勉強するなら、Let's Go Phonicsを使ってレッスンがおすすめ。
最初に紹介するのがレアジョブ英会話のキッズ版として、人気な『リップルキッズパーク』。
しかも他の子供オンライン英会話よりも料金が安く、月額3,122円~レッスンが受けられます。
他に【英検コース】もあるので、学校のテスト・検定試験対策にも役立ちますよ。
※より詳しくは>>『リップルキッズパークの口コミ・料金まとめ』を合わせてご覧ください。
(毎月受講し放題)ネイティブキャンプ
続いて毎日フォニックスのレッスンを受けるなら、一番おすすめなのが『Native Camp』。
他の子供オンライン英会話は【週1回~】が多い中で、ネイティブキャンプは
(制限なし)受講し放題で月額料金も変わらないので、同じ日に何度も受けられます。
また24時間・365日レッスン可能で、専用アプリがありスマホ・タブレットにも対応しており
「いつでも・どこでも」予約不要で受講できるのは、このオンライン英会話のメリットです。
もし親御さんがNative Campを既に利用している場合は、ファミリープラン(1,980円/月)を
適応できるので親子2人分でも、お得にフォニックスのレッスンをスタートできます。
※より詳しくは>>『NativeCampの口コミ・料金まとめ』を合わせてご覧ください。
(兄弟シェアOK)ハッチリングジュニア
『ハッチリングジュニア』も3~15歳の子供を対象とした、オンライン英会話。
リップルキッズパークと同じくらい料金が安いので、お試しにはピッタリですが
一番の特徴は【兄弟でアカウントをシェアできる・同時にレッスンが出来る】点です。
(子供はもちろんですが)もし受けらない日は、お父さん・お母さんが利用することも可能。
「人見知り」でレッスンが続けられるか不安な子でも、ハッチリングジュニアなら安心です。
最初は、親御さんが同席したり・兄弟/姉妹で受けてみても良いと思います。
※より詳しくは>>『ハッチリングジュニアの口コミ・料金まとめ』を合わせてご覧ください。
(ネイティブ講師とレッスン)DMM英会話
大手DMMが運営する『DMM英会話』も、子供からフォニックスの勉強が出来ます。
DMM英会話の、一番の特徴は「ネイティブ講師」とレッスンできるプランがある点です。
世界118ヵ国・6,500人以上の講師が在籍しており、アメリカ・イギリスを中心とした
ネイティブ講師から「フォニックスを教えてもらえる」のは、大きなメリットですね。
他の子供専用オンライン英会話は、フィリピン人講師とのレッスンが多い中で
ネイティブ英語の発音・イントネーションを、本格的に学べるのが「DMM英会話」です。
※より詳しくは>>『DMM英会話の口コミ・料金まとめ』を合わせてご覧ください。
(小学生向け英会話スクール)ECCキッズ
もしフォニックスの勉強を(オンラインではなく)英会話スクールで受けるなら
全国に教師を持っておりECC外語学院など、大人向けでも実績がある『ECCキッズ』。
1歳~スタートできるECCキッズでは、小学生~英語の4技能を学べるコースがあります。
【All English】で学べる外国人講師、そして日本語も話せるバイリンガル講師の
ペアティーチングでフォニックスはもちろん、話す・聞く力も鍛えられますよ。
スクールとしても長い歴史を持つ「ECC」なら、安心して通えると思います。
【きれいな発音を身につける】子供向けフォニックスの勉強方法!
2020年~小学校の学習指導要領も変更され、これから更に重要度が増す「英語学習」。
英語の4技能(書く・話す・書く・読む)を身につけるために、まずはフォニックスで
発音・読み方のルールを覚えておけば、中学・高校に進学しても役に立ってくれます。
(参考書)書いて覚える楽しいフォニックス
紹介したようにフォニックスを勉強するなら、オンライン英会話が一番おすすめですが
もし自宅学習用に書籍を購入するなら『書いて覚える楽しいフォニックス』が良いですね。
この本はアルファベットから、正しい読み方・書き方をマスターするために作られており
音声CDも付録がついているので、実際に声に出して発音練習するのにピッタリ。
「YouTube動画を使って」フォニックスを学ぶ
また自宅学習用に使うなら『あいうえおフォニックス』というYouTube動画もおすすめ。
あいうえおフォニックスは専用のサイトもあるのですが、子供向けにキャラクターを
使って分かりやすく説明されており、小さい子でもイメージしやすいと思います。
YouTube動画は【3分程度】と短いので、スマホでちょっとした時間に視聴可能です。
「Let's go フォニックス」で英会話レッスン
最後に少し補足でLet's goフォニックスは、子供専用オンライン英会話だと
ほとんどが無料で教材として利用できるので、別途購入する必要はないです。
ですがLet's goシリーズは「ワークブック・音声CD」もあり、自宅での学習に
役立つ副教材があるので、もしオンライン英会話を無料体験で受講してみて
反応が良かったら(そこまで高くはないので)買ってみるのも良いと思います。
【総括まとめ】フォニックスで英語の4技能をバランスよく鍛える
と考える親御さんから、フォニックスの学習はとても注目を集めています。
今後更に(日本の)暗記形式の英語学習ではなく、英語の4技能をトレーニングし
【英語を使いこなせてるか?】というのが、高校/大学受験でも大事になってきます。
小さい頃から「英語の耳をつくる」という点で、フォニックス学習はとても
役に立つので、まずはオンライン英会話を使って体験してみてください。