AI翻訳機"ポケトークシリーズ"の最新モデル『ポケトークS』についてレビューしていきます。
海外旅行・訪日外国人のおもてなしで、活用できる「ポケトークシリーズ」は
英語はもちろん61言語（音声＋テキスト）＋21言語（テキストのみ）に対応しており、リアルタイムで翻訳してくれます。
今回は実際にポケトークSを使ってみた、ブログ管理人の感想について解説します。
「翻訳精度の高さって大丈夫？」
「利用者の評判ってどうなの？」
と気になっている方にとって、役立つ情報だと思います。
他にも「ポケトークSの使い方・最安値の販売店」など、どのブログよりも詳しく
紹介するので、購入を迷っている方は是非参考にしてください。
【その他の機能】ポケトークSを実際使ってみた
それでは実際に、ブログ管理人がポケトークSを使った感想を紹介します。
実際に使ってポケトークSは、以下の点に魅力がある商品だと感じました。
「音声認識」の精度がとても高い
まずポケトークSで実際に音声を入力してみて、音声認識の精度がとても高いと感じました。
今回私は「日本語⇔英語」でポケトークSを使い、やり取りすることを想定しテストしました。
もし精度が低かった場合、自分が日本語で話す・相手に外国語で話してもらうのを
何度もやり直す可能性が出てくると思い、多少不安なところもあったのですが
何回かやってみて「ほぼ100%」自分が話した通りに、音声を読み込んでくれました。
また実際に音声を入力してから、待つ時間がなくリアルタイムで翻訳してくれるので
外国人とポケトークSでやり取りする際も、スムーズに進められる点も高評価でした。
「お気に入り機能」で忘れにくい
他にもポケトークで翻訳した内容は、お気に入りに追加しておくということも出来ます。
海外旅行で使いそうなフレーズは、いつもで引き出せるようにお気に入りに残しておけば
空港・ホテル・飲食店・観光地など、現地で外国語を話すときでも安心ですね。
海外旅行に出発する前に、それぞれの場所で使いそうな重要フレーズを全て
お気に入りに追加をしておき、予習として確認しておくというのもオススメです。
「カメラ翻訳機能」が便利過ぎた
また旧作モデル"ポケトークW"から"ポケトークS"にリニューアルされた
タイミングで進化した点がいくつかあり、その一つ目が「カメラ翻訳機能」です。
ポケトークSは音声の翻訳だけでなく、海外旅行に行った時に必ず目にする
看板やお店のメニュー表に書かれた、文字をすぐに翻訳することも出来ます。
カメラ翻訳機能も55もの言語に対応しており、空港でのチェックインから
ホテル・タクシー・観光地・飲食店など、様々なシーンで活躍してくれますよ。
今までは何と書いているか分からなかった文字が、日本語で理解出来るようになると
「今まで行っていた海外旅行」が、より楽しくなりそうですね。
（現地で使える）単位変換機能！
他にもポケトークSには便利な機能が追加されており、それが「単位変換機能」ですね。
現地で意外と困る「通貨・長さ・重さ」を、日本の標準表記で計算してくれるのです。
通貨はもちろんですが、例えば「洋服のサイズ」を選ぶときに困るのが"長さ"。
フィード・インチなど馴染みがない単位があっても、ポケトークがあれば安心です。
（手のひらサイズ）持ち運びやすい
そしてポケトークSはスマホ以上にサイズが小さく、とても持ち運びに便利でした。
名刺入れくらいのケースにすっぽり入る大きさなので、全く邪魔になりません。
海外旅行で旅のお供として持っていくのはもちろん、日本でも家電量販店・観光スポットなど
訪日外国人の方が多く訪れる場所なら、首にぶら下げて持ち歩いても良いですね。
【英語学習に役立つ】英会話レッスン機能が追加
このように「海外旅行・訪日外国人向けのおもてなし」として優秀なポケトークSですが
翻訳機として以外に、英語学習するための教材としても活用することが出来ます。
（シーン別）英会話レッスン機能
というのもポケトークSには、新しく「英会話レッスン」の機能が追加されています。
「空港・ホテル・移動・レストラン」など、それぞれのシチュエーションで
よく使う重要フレーズを、ポケトーク内で登場するキャラクターを相手に練習します。
- 食事を注文する
- 入店する
- トイレの場所を尋ねる
- 注文と違う
レストランのレッスンだけでも、上記のようにシーン別で2～3回のやり取りが体験できます。
海外旅行に行く方であれば、事前の英会話練習としてピッタリの教材だと思います。
（伝われば）内容が違っても正解に
また私が実際にポケトークSを英語学習に使ってみて、すごいなと感じたのが
話す内容が違っても、質問の答えとして合っていれば正解となり話が進んでいきます。
例えば「滞在目的を伝える」というレッスンでは、渡航する目的を答える必要があります。
この場合「For sightseeing（観光です）」でももちろんOKですし、仕事のためであれば
「For business（仕事です）」と答えても正解で、次の質問が出てくるようになります。
（意図は同じ）音声の内容が違う
このポケトークSの英会話レッスンで、すごいなと感じたのは他にもあったのですが
"質問の意図"が同じであっても、1回目と2回目では質問の仕方が違っていました。
- How long will you stay?
- How long are you going to stay?
のように質問の意図は「どれくらい滞在する予定か？」聞くことですが、毎回同じ表現で
質問されるのではなく、微妙にニュアンスを替えて質問をしてくれました。
このように「質問する側」の表現も多少変わりますし「質問に答える側」も意図が合っていれば
正解になるので、柔軟に受け答えの練習が出来る点は素晴らしいと感じました。
「発音チェック」は難易度が高め
ちなみにポケトークSの英会話レッスンは、個人的に「発音チェックの難易度」が高めでした。
もし発音が間違っていると
I can't understand you.（理解することが出来ませんでした。）
とナレーターに言われるので、もし発音に自信がない方は事前にポケトークSの
翻訳機能を使って、英語の発音を確認してから挑戦してみるようにしてください。
【旧作モデル】ポケトークWとSを比較してみる！
| 機種名 | ポケトークS | ポケトークW |
| 金額 | 32,780円 | 9,900円 |
| 対応言語 | 61言語（音声＋テキスト）＋21言語（テキストのみ） | 61言語（音声＋テキスト）＋21言語（テキストのみ） |
| グローバル通信 | 2年付き | 2年付き |
| 英会話レッスン | あり | なし |
| カメラ翻訳 | あり | なし |
| 単位変換 | あり | なし |
（デザイン性）より使いやすい形に
ここからは旧作モデル「ポケトークW」と新作モデル「ポケトークS」を比較します。
どちらも販売会社ソースネクストの公式サイトから、購入することが出来るのですが
このポケトークの2つのシリーズの大きな違いは「値段・デザイン性・機能」の3つです。
まずポケトークSは、"より小さく・よりシンプルに・よりスリムに"設計されており
比較してみると分かりやすですが、Wモデルより薄くて・軽いのが特徴的でした。
（翻訳カメラ）機能が追加されてる
またポケトークSはポケトークWよりも、機能が多い分"料金も少しお高め"になってます。
もし「カメラ翻訳・英会話レッスン・単位変換」など、便利な機能が必要ない場合は
旧作モデルのポケトークWでも、十分旅のお供として役に立ってくれると思います。
【最新モデル】ポケトークSの評価できるポイント
ここまでブログ管理人が、ポケトークSを使ってみた感想を紹介してきました。
続いて「ポケトークSの特徴」をもう少し、詳しく見ていきたいと思います。
（英語以外）82言語に対応している
まずポケトークSは、英語はもちろん中国語・韓国語など82もの言語に対応しています。
ロシア語・ポルトガル語の方言まで対応しているので、どのような国の外国人と
接客する時でも、スムーズにやり取りできるのはとても便利ですよね。
ちなみに対応言語については、ポケトークSも旧作のポケトークWも同じです。
「長い原稿も」リアルタイム翻訳！
またポケトークは短い会話フレーズはもちろん、長文の原稿でも翻訳することが可能です。
例えばリアルタイムで会話をする時以外でも、音声をポケトークに聞かせるだけでOKなので
海外のニュースの内容をリアルタイムで翻訳させて、内容を把握することも出来ます。
正直AIによる翻訳なので、より自然な表現に訳してくれるわけではありませんが
簡潔に「言っていること・書いてあること」を把握するならポケトークSで十分です。
海外旅行・訪日外国人向けのおもてなし以外でも、ニュースの音声を翻訳したり
英語で書かれた書籍などを翻訳するのにも使えるのは、この翻訳機のメリットですね。
（発音練習アプリ）POCKETALK Link
またポケトークSにはより英語学習に使える機能があり、それが『POCKETALK Link』。
POCKETALK Linkは販売会社であるロゼッタストーンが提供する、無料で使えるアプリで
「発音判定機能」で、自分で読み上げた発音の瞬時に判定くれるというサービスです。
英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語など、13言語に対応しているので
もし発音を徹底的に練習したい方は、POCKETALK Linkを一緒に活用してみてください。
「2年分の通信料」が無料になってる
ポケトークSは「グローバル・モバイル通信」が、内蔵されている状態で届くので
別で契約をしたり・初期設定をすることなく、その日から使い始めることが出来ます。
グローバル・モバイル通信は133もの国と地域に対応しているので、別でWi-Fiを契約しなくても
現地に持ち運んで、そのまま使うことが出来るのはとても便利だなと感じました。
この「2年間使い放題文の通信料」も、ポケトークSの金額に含まれています。
もし2年後以降に継続的に利用する場合でも、1年間で5,000円（もしくは2週間3,000円）を追加すれば
利用できるようになるので、必要な時だけ契約し直すという方法もオススメです。
「オフライン翻訳」は不可なので注意
強いてポケトークSのデメリットを紹介するなら、オフラインでの利用が不可という点です。
ポケトークシリーズは音声を翻訳する時に、インターネットを経由しているので
離島・山間部など「通信環境がない場所」では、利用できない点だけ注意しましょう。
【初期設定から】ポケトークSの使い方まとめ
ここからは実際にポケトークSを使ったブログ管理人が、購入手続きから
実際に音声を入力して翻訳する方法まで、1つずつ紹介していきます。
（公式サイトから）購入手続きする
まず＞＞『公式サイト』にアクセスして、ポケトークSかポケトークWを選んで
もし必要であれば専用ケースも選び、購入手続きをするだけで完了です。
「ポケトーク本体」と「付属品」
まずポケトークSを注文すると、以下のアイテムが家に届きました。
ポケトークS本体
充電器
充電器ケーブル
取扱い説明書
今回はドラえもんコラボの、専用ケース「ほんやくコンニャク」も注文しました。
ポケトークS本体が届いたら、最初にユーザー登録をするようにしてください。
ユーザー登録を済ませておくと、購入から1年間の端末保証（初期不良の交換・修理）や
「グローバルSIMの有効期間を3ヶ月延長」など、特典をもらうことが出来ます。
「電源を入れる」だけですぐ使える
本体を確認してみると、右側上に「電源ボタン」と右側下に「音量調整ボタン」があります。
電源ボタンを起動し「音声翻訳画面」になれば、後はポケトークに音声を入力するだけでOKです。
「矢印ボタン」で発話者を切り替える
ポケトークSは真ん中にある「矢印ボタン」を切り替えながら、相手を会話していきます。
自分が"日本語"を話すときは「青い枠」がこちら側に向くように、相手が"英語"を話すときは
青い枠が相手側に向くようにボタンで切り替えて、交互に話していくのがスムーズです。
（ボタンを長押しして）話しかける
そして音声を入力する時は、ボタンを長押しして終わったら指を話します。
画面に自分が入力した文章が表示されるので、念のため確認するようにしましょう。
「表示された（英語・日本語）訳」を再度長押しすれば、リピート再生されます。
【最安値】ポケトークSの値段と販売店を調査
ここまでポケトークの口コミや使い方について解説しましたが、どうせ買うなら
安いショップで買いたいということで、最安値の販売店を調査しました。
「Amaon・楽天」と料金を比較！
ポケトークSとポケトークWは、公式サイト以外に「Amazon・楽天」でも販売されています。
値段も変わらないので、これらのショッピングサイトを購入するのも良いと思います。
「公式サイト限定カラー」を用意
ただ「メタルグリーン・メタルグレー」の2種類にカッコいいカラーと、ポケトークSが
コラボしている「ドラえもんVer.」は、公式サイトにしか用意されていませんでした。
個人的にはたくさんの色から選べる＞＞『公式サイト』が一番良いなと感じました。
【ドラえもんコラボ】ポケトークSの色一覧！
| カラー | 公式 | Amazon | 楽天 |
| ブラック | あり | あり | あり |
| ホワイト | あり | あり | あり |
| レッド | あり | あり | あり |
| ゴールド | あり | あり | あり |
| メタルグレー | あり | なし | なし |
| メタルグリーン | あり | なし | なし |
| ドラえもんVer. | あり | なし | なし |
（特別セット）ドラえもんEdition
ポケトークSは公式サイト限定で、上記の「7種類」から好きな色を選べます。
「ドラえもんEditionの特別セット」は、クリアケース・保護シート・ポーチが
セットになっているので、旅先で落としたり・失くしたりを防ぐことが出来ますね。
【ケース】ポケトークSはアクセサリーも豊富
またポケトークSはスマホと同じように、付属のアクセサリーも購入可能です。
手帳型のケース・ネックストラップ・クレードルなど、便利なアイテムを
一緒に買うことが出来るので、本体と合わせてチェックしてみてください。
「ほんやくコンニャク」のカバー有
ちなみにブログ管理人は、ポケトークSに「ほんやくコンニャク」のカバーを選んでみました。
他にも「ドラえもん」や「ドラミちゃん」のカバーもあるので、好きなデザインを選んでみてください。
【まずはお試し】ポケトークSをレンタルする
ここまで、AI翻訳機ポケトークシリーズの最新モデル「ポケトークS」を紹介しました。
ポケトークSの購入を検討されている方で、最後にネックになるのが「金額」だと思います。
約30,000円で決して安い買い物ではないので、もし迷われている方は一度レンタルを試してみてください。
（レンタルサービス）TripFever
『TripFever』というサービスを利用すれば、短い期間ポケトークをレンタルすることが出来ます。
ただレンタルできるのはSモデルではなく、ポケトークWなので注意しましょう。
音声の翻訳機能は"S"も"W"も同じなので、一度お試して使ってみて役立ちそうか検討し
もし本格的に利用するということであれば、ポケトークの公式サイトから買うのがオススメです。
「15日でも8,352円」なので、もし海外旅行に行く予定がある方であれば
旅行期間中のみポケトークWを、レンタルするという方法でも良いと思います。
※現在、TripFeverのサイトは非公開となっております。