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基礎英文法

【近い未来も表す】英語の現在進行形とは?|ing系の疑問文・否定文のつくり方。

『英語の現在進行形が表す"意味"は何か?』について徹底解説します。

過去形・未来形・現在形と同じように、中学で習う時制の一つ"現在進行形"。

今回は、-ingを使った肯定文/否定文/疑問文のつくりかた・訳仕方のポイント

現在形との違いなど、現在進行形について詳しく紹介していきます。

わにま
最後に練習問題を用意してるので、最後に挑戦してみてね。

例文付きで紹介するので、実際に自分でも進行形の文章を作ってみてください。

※この記事では「動詞の-ing系のつくり方」をマスター出来ます

 

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【リアルタイムな今】英語の現在進行形が表す時制とは?

そもそも「英語の現在進行形とは何なのか」について、まずは解説していきます。

過去形・現在形・未来形など、他の時制との区別を明確にしておきましょう。

 

(意味は)たった今行っている動作

まずは現在進行形で作られた文章を、訳すときのポイントについて紹介します。

英語の現在進行形の文章は「~しているところだ・~している途中だ」と訳すように

"現在"という一時点でその動作が"進行中"である】ことを表しています。

例文

I'm playing baseball now.
私は今野球をしています。

例えば上記の例文であれば"野球をしている"のは、昨日でも明日でもなく「リアルタイムな今」です。

現在その動作が進行中であり、まだ完了していない(=している途中だ)という訳仕方をします。

すーき
電話で「今何にしているの?」と聞かれたときの回答が、現在進行形だとイメージしておこう。

 

(現在進行形の)肯定文をつくろう

現在進行形の文章をつくるときの法則は「主語+be動詞+動詞のing系」になります。

She reads books.
彼女はよく本を読みます。

She is reading books now.
彼女は今本を読んでいます。

「"She"が主語」で「"is"がbe動詞」で「"reading"が動詞のing系」というわけですね。

現在進行形で使われるbe動詞は、is・am・areの3種類のどれかが使われます

  • I am playing a tennis.
  • He is studying English.
  • We are going to school.

のように「主語が誰か」によって使い分けるので、不安な方はbe動詞の復習をするようにしてください。

 

【~している途中だ】現在進行形は近い未来も表現できる

「~している・~している途中だ」というのは、現在進行形のオーソドックスな訳し方です。

しかし現在進行形で文章をつくると、この訳以外にも「~する予定だ」という訳仕方も出来ます

 

「予定を書くとき」も現在進行形

現在進行形なのに「~する予定だ」と、未来の訳仕方になると混乱するかもしれませんが

"ほぼ間違いなく行う予定"を自分の手帳に書き込むとき、現在進行形を使うとイメージしておきます。

I'm taking a trip to Fukuoka.
私は福岡に旅行に行く予定です。

上記の場合に現在進行形を使うと、例えばですが「電車の予約する・必要なものを購入する・予定を組む」など

"現時点において"少しでもその動作が前進している(予定が進んでいる)場合は、現在進行形を使います。

わにま
そのため行う確率が高い予定は現在進行形を使うんだね。

 

(be going to ~)未来形との違い

しかし「~する予定だ」と未来を表す文章は"will""be going to~"でも作ることが出来ますよね。

このような未来形を表すフレーズとの違いは、"be going to~"を使った現在進行形の方が

「実現する可能性・予定通り行う可能性が高い」と覚えておいて、使い分けるようにしてください。

例えば友達と日付を決めて、食事に行く約束をしている場合は、スケジュール帳に書き込みますし

当日まで変更がない限りはその予定は実現しますよね。

We're going to lunch next Monday.
私たちは来週の月曜日ランチに行く予定です。

The movie is coming out next month.
その映画は来月公開予定です。

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【eat・use・have・see】~ingで特殊な変化をする動詞とは

先ほど紹介したように、現在進行形の文章のつくる時の法則は「主語+be動詞+動詞のing系」です。

気を付けるべきは"動詞+ing系"の箇所なのですが、動詞によっては現在進行形にする時に

特殊な変化をするパターンもあり、大きく分けて下記の5つのケースに分類されます。

わにま
特殊な変化をする動詞は、例文も一緒に覚えるようにしよう

 

(通常パターン)ingをつけるケース

そもそも大前提として理解してほしいのが、ほとんどの動詞は"そのまま[-ing]をつけるだけでOK"ということです。

  • play【⇒playing】
  • teach【⇒teaching】
  • walk【⇒walking】
  • study【⇒studying】

例外的に特殊な変化をするケースもありますが、数も少ないので"あくまで例外"と考えておきます。

以下で紹介する特殊なケースで、且つよく使う動詞は数が限られるのでまとめて覚えておきましょう。

 

「eを削除して」ingをつけるケース

まず特殊な変化をするケースの一つ目は「語尾が、eで終わっている動詞」のパターンですね。

  • have【⇒playing】
  • use【⇒teaching】
  • take【⇒walking】

語尾が"e"で終わっている動詞を、ing系にする時は「eを消す」というのを覚えておきましょう。

 

「ieをyに替えて」ingをつけるケース

続いて2つ名の特殊ケースが「語尾が、ieで終わっている」動詞のパターンです。

  • die【⇒dying】
  • lie【⇒lying】
  • tie【⇒tying】

語尾が"ie"で終わっている動詞を、ing系にする時は「ieをyに替えて」というのを覚えておきます。

 

「子音字を重ねて」ingをつける

続いて動詞の語尾が「(短)母音+子音の形になっている」パターンです。

すーき
短母音とは"ア・イ・ウ・エ・オ"と短く発音する、母音(a/i/u/e/o)のことだね。
わにま
子音とは母音(a/i/u/e/o)以外の全ての音のことだよ。
  • cut【⇒cutting】
  • run【⇒running】
  • stop【⇒stopping】
  • drop【⇒dropping】

語尾が"(短)母音+子音"で終わっている動詞は、子音を重ねて[-ing]をつけます。

 

「現在進行形にならない」動詞とは

ちなみにですが、動詞の中には[-ing]系に出来ない(進行形にできない)動詞もあります。

  • like(好きだ)
  • love(愛している)

例えば"like"や"love"のような、動作ではなく"状態を表している動詞"は進行形に出来ません。

わにま
以下のような動詞は、主語の状態を表す「状態動詞」なんだよね。
  • want(欲しい)
  • hate(嫌い)
  • see(見る)
  • hear(聞く)
  • smell(匂う)
  • believe(信じる)
  • understand(理解する)
  • know(知る)
  • live(住む)

「likeを"liking"にするのは不適切(=状態動詞は、現在進行形に出来ない)」と覚えておきましょう。

 

【~してますか?】現在進行形の疑問文の作り方について

ここまで「~しています・~している途中だ」という現在進行形の文章について説明しました。

ここからは「~していますか?」と、動作を相手に尋ねる疑問文をつくっていきます

 

「今何しているか?」相手に聞く

You are a student.
あなたは学生です。

↓(疑問文)

Are you a student?
あなたは学生ですか?

現在進行形の疑問文のつくり方は、be動詞の疑問文のつくり方と同じなのですが

"be動詞を主語の前に持っていく"ことで、肯定文から否定文にすることが出来ます。

You are playing baseball now.
あなたは今、野球をしています。

↓(疑問文)

Are you playing baseball now?
あなたは今野球をしていますか?

このように「be動詞+主語+動詞のing系+?」という公式を覚えておいてください。

現在進行形の疑問文に、返答する場合は

「Yes I am.(はい、そうです)」もしくは「No I'm not.(いいえ、違います)」でOKです。

 

【~していません】現在進行形の否定文の作り方について

続いて「~しています・~している途中だ」という、現在進行形の肯定文を使って

「~していません」という、現在進行形の否定文をつくる練習をしていきます。

 

「be動詞」の前に"not"をつける

現在進行形の否定文をつくるときの法則は「主語+be動詞+not+動詞のing系」です。

I am studying English now.
私は今英語の勉強をしています。

↓(否定文)

I am not studying English now.
私は今英語の勉強をしていません。

現在進行形の否定文をつくるときは「be動詞の後ろに"not"をつける」と覚えておきます。

 

【使い方の違い】英語の現在形と現在進行形の違いとは?

混同している人が多いのが、今回紹介した「現在進行形」と「現在形」の文章です。

どちらも表す時制・解釈の仕方が違ってくるので、正しく覚えておきましょう。

 

(現在形)いつもよく~する

まず現在進行形は、過去・未来・現在という時制において"表すのは現在の一時点のみ"。

I am playing baseball now.
私は今英語の勉強をしています。

「リアルタイムな今」という現在の一時点で、その動作が進行しているのが現在進行形です。

それに対して現在形の文章が表す時制は、現在だけでなく過去・未来にまたがっています。

I am play baseball every monday.
私は毎週月曜日よく野球をします。

過去・未来・現在に関係なく、習慣的な動作・状態を表すときに"現在形"を使います。

わにま
現在形の文章は「いつも~する。」と訳すると、現在進行形との違いが分かりやすいよ。

現在形が「現在のことだけを表すわけではない」という点は、必ず覚えておいてください。

 

※より詳しくは>>『英語の現在形とは?現在進行形との違い』をご覧ください。

 

(まとめ)現在進行形に関する練習問題に挑戦しましょう

今回は「英語の現在進行形」について詳しく解説してきました。

最後に練習問題を用意しましたので、チャレンジしてみてくださいね。

 

確認問題

Maiko asks him out.
「マイコは彼をデートに誘う。」

問Ⅰ:上記の例文を現在進行形にしてください。

問Ⅱ:上記の例文を現在進行形の否定文にしてください。

問Ⅲ:「マイコは彼をデートに誘っていますか?」という文をつくってください。

 

回答チェック

問Ⅰ:Maiko is asking him out.
問Ⅱ:Maiko is not asking him out.
問Ⅲ:Is Maiko asking him out?

 

解説授業

問Ⅰは現在進行形の肯定文問Ⅱは否定文問Ⅲは疑問文をつくる問題でした。

動詞のing系のつくり方など、不安な点がある方はもう一度復習しておいてください。

今日の授業はここまでです、ご覧いただきありがとうございました
おんじ

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